2018年5月19日
20日まで開催中「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」の見どころ★開園は21時まで
昼間とは全く違った表情が浮かび上がる旧古河庭園のライトアップ。
まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような幻想的な空間を抜けると、若葉萌ゆる美しい日本庭園が。
旧古河庭園のライトアップはこれを逃すとまた1年後になります。
是非この素晴らしい景色を皆様にご覧いただきたいです。
ここではライトアップの見どころをライティングデザイナーから聞きました。
是非注目してみてください。
◆バラ園
洋館まわりの上段のバラ園では広がるバラの花々を。
下段のバラ園では、その日、一番見頃を迎えたバラに光をあて、闇に浮かび上がるバラの表情を見せています。
◆日本庭園
瑞々しい新緑や庭石。
滝から渓谷、大海(池泉)へと流れ行く水のゆらぎ。
陽が落ちた後、陰の中に息づく夜の日本庭園の様々な表情をお楽しみください。
◆兜門付近の竹あかり
旧古河庭園完成100年を飾る竹あかり。
節を増やし成長していく竹に時を重ね、そこに流れるような大小無数の穴を開け、灯りを灯すことで、100年という悠久の時の流れを表現しています。
※竹あかりとは、
竹林整備が追いつかず問題となっている「竹害」に取り組もうと、熊本で生まれた作品です。
竹を切り、穴を開け、あかりを灯す。そして使い終わった竹は土に還る。
この優しい循環が、この旧古河庭園を後世に残していく触媒となりますように。
ライトアップされたバラと洋館のコラボレーションは特筆すべき美しさ
美しく刈り込まれた整形式花壇もライトアップされます
石に写る揺れる水面の光に癒されます
当園100年を記念して作られた竹あかり
池に鏡のように映る新緑と灯篭の美しさもこのライトアップのメインスポットのひとつ